工程・設備

生産工程

生産工程

主な工場設備

撚糸 ①撚糸 撚糸は織物の風合いに変化を与えたり、製織性を向上させる為に原糸に「撚り」を加える工程です。 一般的に甘撚は製織性向上、強撚は風合いの変化を目的にしており、その用途によって撚数を設定します。

ワーピング(整経) ②ワーピング(整経) 入荷した原糸や撚糸したものを500~1,200本揃え、次工程(サイジング又はビーミング)用ビームに巻き取る工程です。 入荷した原糸の特性により、室温、湿度等の管理も行われています。

サイジング工程 ③サイジング工程 ワーピング工程で揃えた原糸に糊剤を付け、乾燥、巻取をする工程です。 原糸を糊剤でカバーし高速での製織時に、糸切れ、毛羽を防ぎます。

ビーミング ④ビーミング サイジング工程で糊付された原糸や無糊の原糸を織物の設計に合わせ揃え、織機用のビームに巻き取る工程です。 5,000本~15,000本の糸が整列して並んでいます。

ドローイング工程 ⑤ドローイング工程 織機に掛ける直前の工程で、リード、ヘルドに原糸を通す工程です。 最新のドローイングマシーンではリード、ヘルドに同時に通すことができ、 様々な種類の原糸に対応しています。

製織 ⑥製織 前工程で作った経糸ビームを織機に仕掛け、緯糸を水の力で打ち込み織物を作る工程です。 全ての織機は生産管理システムに繋がっており、稼働率、停止回数等のデータ管理を行っています。

検査 ⑦検査 製織された生機はこの工程で検査され、梱包、出荷されます。 ここでチェックされた問題等は織工程にフィードバックされ、社内の品質管理、向上の役割も担う工程です。